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The SELTAEB-log

セルターブログ

ビートル・ギアの定番中の定番、RICKENBACKERの12弦。
僕が所有してるのはツノが尖がったタイプだが、武道館で使用されたラウンドトップのタイプも印象的です。
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大好きなギターの一本だが、様々な面でけっこう手間のかかる楽器だ。

はじめて12弦ギターというもの弾いたのは、もう遥か昔の・・・たしか15~16才ぐらいの頃だったと思う。その頃、何を思ってかレノすけがアコギの12弦を入手した。(たしか昔はアコギなんて表現は無くて、エレキではない物は全部フォークギターなんて呼び方をしてたなぁ・・・。フォークギターという言葉すら最近は聞かれない。いつの間に変わっていったんだろ・・・。)
で、彼のこの12弦を手にして弾いた時の印象はとても強烈だったなぁ。弾き難い云々以前に、そのサウンドに思いっきり魅了されたね。
オクターブ高い複弦の音が鈴鳴りのようにサウンドホールからランダムに飛び出し、1、2弦の同音の複弦によってコーラスがかかったような音がして、とにかくその音にはシビレた。
当時、近所に住んでいたこともあってか、休みの度に彼の12弦ギターを弾きまくったものだ。

で、長い年月の後、ビートルバンドをやるにあたって再び12弦ギターを手にしたわけだが、このリッケンバッカーの12弦、昔感じていた弾き難い、ネックが太い、ネックが反りやすい等いった事が全くなく、驚きというか安心したものだ。
ただ、サウンドメイクというか、ジョージのあのサウンドの雰囲気がなかなか出せない。
複弦の音がウリなわけだが、この複弦の音に意識しすぎてしまうとトレブリーさばかりが際立ったりと、全体的なバンドアンサンブルとして聴いてみると、これまた収まりの悪い感じになってしまったりすることもある。不必要に音が尖がったり、またサスティーン等にムラがでたりとね・・・。いろいろと処理がやりにくいギターです。
「I Call Your Name」、「You Can't Do That」、「If I Needed Someone」etc・・・このギターがフューチャーされた曲が何曲かあるわけだが、どれもキッチリ複弦を響かせつつ、粘りがあり、かつ芯がある音で見事に弾かれている。けっしてトレブリーではなく、どちらかと言うと“マイルドさ”さえも感じられる。
このリッケンバッカー12弦を手にしてもう長いことになるが、未だにアレコレとセッティングで悩んでしまうギターだ。

(なんかコレ懐かしい映像だなぁ・・・・。)


このリッケン12弦を所有してる者なら誰でも感じてると思われる苦労のひとつに“弦交換”があると思うが、ほんと面倒です。コレ。
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交換時期が来ると億劫になってきちゃいます。
僕なんぞTVを見ながら弦交換をしていると、あっという間にドラマが一本らく~に終わってしまうくらい時間がかかってしまいます。弦が12本だから6弦の倍の時間なんて単純なもんじゃーないくらい手間がかかってしまいます。
でもまぁ~なんだかんだいっても愛おしいギターですわ。
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毎回ライヴの度に実感する事だが、楽器等の器材の搬入出が思いのほか労力を要したりする。その要因は器材の多さにより起因してるわけだが、傍から見れば4人編成のバンドとしてはかなり多いほうだと思う。まぁ、稀に少数編成バンドでも、例えばレズリー・スピーカー等のような比較的特殊な道具を持参しての“大がかり”なケースもあるわけだが、単に4ピースのギターバンドとしてはけっこうな量かなと・・・。これってアーチストのジャンルにかかわらずコピー・バンドの典型的な傾向だと思われる。
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コピー・バンドとなると音の拘りももちろんだが、その視覚的要素の重要さゆえに店に常設してあるような器材では障害があったり、また衣装等の小道具も必要になったりと、これまた量がかさむばかりだ。当然、量に比例してセッティングに関してもこれまた一苦労となるわけである。
同じような条件でバンドをされている方の大半が、もっとシンプルなモノにならないものかと思案し実感してると思われるが、やればやる程に量が増えていく傾向になっちゃったりしてね~。
我々も同じだが、いやぁ~皆さん大変ですわ。
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ビートル・サウンドの醍醐味の一つに、彼らのあの“コーラス”(ハーモニー)がある。

で、このコーラス。
個人的に分析したり採譜することがまぁまぁ好きな方なので、譜面に起こしてはメンバーにFAXやメールで送信したりすることが度々ある。
採譜には数日かかるものや即座に出来てしまうものと色々だが、いざバンドで演奏してみると、いがいに的を得たサウンドにならないものも、残念ながらたまにあったりする。

ミックスの段階で極微小に抑えられた声を必死に採譜しても、それをそのまんま普通の音量で歌っては、やはり当然のことながら全く違和感のあるサウンドになってしまう。リードVo.の他に4声コーラスなんてものは、どのパートをチョイスするかによってガラリと雰囲気が変わってしまったり、また「MONEY」のサビや「TELL ME WHY」のテーマ等にみられる幾度にもオーバーダビングされた曲などは、実際の声の他に倍音がブリブリ派生していて、これまた普通に演奏してみても非常に密度の薄いサウンドになってしまったりと、原因はいろいろだ。また個々の声質が起因してることも多々あるだろう。

で、この“的を得たサウンドにならない”状態からの処理が、これまた採譜作業よりも厄介なケースが多いもんである。いかに“らしく”聴こえるか、また収まりのいい音にさせるが為の微調整が不本意ながらも必要になってくる。こーなるとなかなか納得のいくサウンドに仕上がらない。難しいもんだ。
こーゆーのはいつまでたっても気になってしかたがない。数あるレパートリーの中にもこの手の曲が幾つかあり、またいつか再度修正をかけてみようと思案したり、思考錯誤の連チャンだ。

うーん・・・・奥深いものですな。コーラス。

(すん)


グレッチ・テネシアン・・・・愛器の一本である。
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1963年製の年配のおじいさん(?)である・・・いや、音の線も細いしグレッチの中では雰囲気が大人しい感じもあるから、女性的なおばあさん(?)かな・・・。

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このギターを入手してもう年月が経つが、ここ最近なかなか出番が減少気味だ。
ジョージというパートがら選曲によって色々なギターの使用を強いられたりもするんだが(もちろん自主的にね)、そーいった状況ではサウンドのクセが強いこのギターよりも、無難に楽で音の処理をし易いギターをチョイスしがちになってしまっているのが正直なところかな。
それともう一つ。消耗がかなり進んでしまったフレットの状態が出番を減少させている一番の理由だ。いや・・・だった。
ここしばらくは、バンド練習や自宅等でこのギターを弾くたびにこの磨耗したフレットに対して悶々としていたんだが、意を決して「リフレット」をしてみた。してみた・・・って、もちろん自分でやったわけではない。素晴らしいリペア技術をもった方に治していただいたのだ。(ちなみに彼も同じくビートル・バンドのバンドマンであり、人柄ももちろんのこと、本当に素晴らしい演奏をされる大好きな、尊敬するバンドです。)


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「リフレット」が完了し細部の調整等を施してもらい再びこのギターを手にしたとき、というか手にした瞬間、以前にも増して更に愛着心が増した。自然に、指板に指が吸い付く・・・そんな感じだった。(ボクはどんなに高価なギターでも、この“指が吸い付く”感じを感じない楽器はどーにも弾きにくくてしょーがない。逆にチープな楽器でも、この感覚でやたら弾き易い物もあったりする。指板の材質うんぬんではなくてね。)

さて、このテネシアンというギター。
巷では音の出力が低くかったり、音の線が細かったり、クセがあったりと様々な事を言われてあまり評価がよろしくないようだ。
たしかにそーいった問題は現実にあり実感しているのだが、しかしこれらの問題も個性のひとつ。どんなに時間をかけても使いこなしていきたいね、このじゃじゃ馬を。


いやぁ~、こーしてあらためて観てみるとこっぱずかしぃねぇ。
最近・・・ぱい兄ぃが若干イチロー化してきている今日この頃なんだよなぁ。トニも誕生日を迎えオッサン化に拍車をかけてるし、HP管理人のレノすけのPCが暴発してからもう久しくなってきてるし。

そして、昨年末あたりから何かと変化をというか次へのステップに進んでいる真っ最中で、淫靡な地下スタジオの空間ではちょっとキテるセルタおぢさんって感じだ。
なかなか納得のいかない演奏に苦心したり手ごわさを痛感したりの連発なんだが、こーゆー時期ってのはなんだかエェなぁ~。
四月に入ってもう数日経ち、桜が綺麗な季節をむかえているわけだが・・・早いものだ・・・。新セルタとして活動をはじめ、気がつけばもう1年を経過している。
今年に入ってすでに2度のライヴをこなし(詳細報告はまだできていないが)、また定期的にぱいスタに入り浸っては新レパの練習等と地道に日々を過ごしている。
練習のときに録音した音源を聴いて凹んだり、録画されたライヴ演奏を観ては愕然としたりとそんな事の繰り返しでも、少しづつでも進化をしているセルタを体感できるのは、やはりバンドマン冥利につきるもんだと思ったりするなぁ。


(たけ寸たらず)
行ってきました。
「えっ?クラプトン?」
と思ったでしょうが、愛知芸術劇場でのスガシカオです。
何とか手に入れたチケットは4階席。オペラグラスを持参しなかったことが悔やまれました。
思えば98年か99年頃、初めて彼のライヴをダイヤモンドホールで見た時は、マイクを通さない生の声が聞こえるぐらいの距離で聴くことができたのです。デビューからもうすぐ10年。彼のライヴはたしか4回目かな。もうしっかりメジャーになっちゃいました。
しかし驚きなのは、バックバンドのメンバーが、俺の記憶違いでなければベース以外は最初見た時からかわっていないこと。ドラム、ギター、キーボードに2名のコーラスガール(もう「ガール」じゃないな)まで、10年近く同じメンバーなのです。これば凄いことだと思うよ。
ちなみにドラムの沼澤尚さんは先日、名前は忘れたけどある有名女優さんとの仲をフライデーされてた。その写真で知ったのだけど彼の車が俺と同じで、何か嬉しかったなあ。だって日本人で一番好きなドラマーだからね。
さて、音楽の話からそれてしまったけど、ライヴはもちろん文句なしに良かった。めちゃくちゃ濃いファンクもよし。胸の奥にしみ込むようなバラードもよし。それとMCが飛躍的に上手くなってきてる。最初に見た時なんかはいかにも屈折した青年という感じで「こいつ、あんまり喋らん方がいいかもよ」なんて思ったけど、もう別の世界に入ってたなあ。
そういやー、ギターの間宮工さん、今回マーシャルとヴォックスのアンプを使ってたけど、やっぱり
ヴォックスはいいかもよ。たけちゃん、一度試す価値有りだと思う。

いやあ、しかしナマはいい。

とある快晴の週末・・・・

その日は正午あたりにポツポツと四人がぱいスタに集合し、
そしてミーティングと称された昼食からはじまった。
ミーティングと呼べるほどの大したものではなく、
音楽談はそこそこに、育児、教育、金もうけ談、腰痛談etcと多種多様に展開・・・そして展開・・・。
そして再びぱいスタに戻り反省会と称されたDVD鑑賞会(セルタライヴ映像)で、反省どころか自らの演奏を堪能・・・そして堪能・・・。
DVD観賞が終わるやいなや、おもむろに楽器をセッティングし、ようやく練習開始である。
練習においては納得のいかない部分や違和感を感じるが少しでも発生すると、なかなかテンポよく打開できない。だから一曲一曲の仕上がりに時間をかなり費やしてしまう。練習時間の半分以上は打ち合わせや確認事項に費やされてしまうもんだ。
体力に乏しいのもあり、連続の演奏に疲れた面々は小休止と称し外の空気を吸いに、ついでに一服・・・そして一服・・・。

・・・・ふと気がつくと、もう空はうっすらと夕暮れにさしかかっている。

再びぱいスタに戻り、練習再開である。
そして時には気分転換でとにぃがピアノを弾いたり、ぱいんがギターを弾きはじめたり・・・。
頃合を見て練習・・・そして練習・・・。
このあたりに来ると、そろそろ体力的にも限界が忍び寄ってくる。
ギターを吊っている肩もパンパンに張って、かなりキツい。
も~ヘロヘロのヘトヘト状態になってしまう。

そして雑談に華が咲き、おもむろに機材の片付けがはじまる。
機材の片付けが終わった後も、雑談・・・そして雑談・・・。

そして夜8時半ごろ、ようやく解散である。

・・・・こんな感じで、とあるセルタの一日が過ぎていく。
(たーすん)


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ちょっと前に行われた健康診断の結果が手元に戻ってきた・・・。

愕然とした。

身長172cmに体重52kgと、どちらかというと痩せ型体質だが視力、聴力、心臓、血圧、尿etcと水準並み、いやそれ以上の健康体質だ。
しかし、血中脂肪及び血中コレステロールが基準値をはるかに上回り「再検査・要」と診断されているではないか・・・。
なぜだ・・・!?
自称30歳の、このボクが・・・なぜだ・・・!?
他の人が採血したものとどこかで、何かの間違いで入れ違っているんではないのか・・・!?
自称29歳の、このボクが・・・どーしてだ・・・!?

決断をした。

とりあえずアルコール類は日常生活からは削除だ。
体質改善を考慮した食生活を送ろう。
自称28歳のボクが、ボクである為にも・・・。
(たーすん)
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先日、ぱいスタに設置してある大きなスクリーンでこの前のガリバーでのライヴ映像を、ぱい兄ぃと二人して(仲良く寄り添いながら!?)観賞した。
時折映し出される個々の顔のアップは、やはり大きなスクリーンで観るとキツイもんだ。
しかし・・・簡易的なハンディ・ビデオながらガリバーの音質の良さはしっかりと堪能できる。ほんとに「音」というものを追求されたライヴハウスだと実感する。演奏内容は別として、映像を観ていたぱい兄ぃの第一声目は「ホンマ音がエェなぁ~」ってセリフだったもんねぇ~、ボクもまったく同感だよ。
あとは演奏のクオリティーの向上と、アップされた顔のモザイク処理を施せばバッチリだ。

(たーすん)
昨夜はぱいスタにて定期練習。

なぜだか昨夜の練習後は妙な疲労感をおぼえた。
練習時間もいつもと同じようなものなんだが・・・。
間髪入れずの「サムワン」3連発が疲労感を起因してると考えるメンバーもいるだろう。確かにそれもうなずける。

ただボクは、突拍子もない音程で歌いだされた「I CALL YOUR NAME
」・・・・あの一瞬で疲労感が勃発したと思っている。
あれは、ありえない。
軽く3度はせり上がっているだろう音程は、不可解な、一瞬なにが起こっているのか理解できないような、そして意識が遠くなるよな感覚に全身が包まれた。

みなさんお疲れ様でしたね。
(た・すん)
昨夜、松阪M'AXAでのライヴに行ってきた。
コテコテのブルース中心かと思いきや、結構ファンキーな曲も多く、「青い影」のカヴァーなどもあり誰でも楽しめるステージだった。
房之助さん、本当に素敵な人だったなあ。女も男も惚れるよ。

今回、かなり無理をしてまで松阪まで出かけたのは、8月のはじめに高円寺のジロキチで幸運にもバカボン鈴木さんと話をする機会があり、その時にバカボンさんから「今度房之助さんのバックで三重に行きますよ。よかったらぜひ。」と言われたからだった。
しかし、松阪ではそれ以上の幸運が待っていたのだった。

ひょんなことから房之助さんの30年来の友だちと知り合いになり意気投合。ライヴの後、4人がけのテーブルに房之助さんを交えて3人で、その後バカボンさんも加わり4人で音楽談義に花を咲かせた。

房之助さん、55才とのことだったが、とてもそうは見えないし、きっとこの人は60になっても70になってもこのままだな、という気がした。男前である。オーラを発している。スケベである。
4人で3~40分ほど話をした後、メンバー、スタッフでの打ち上げにも参加させてもらうことになったのだが…。

「自分の演奏には神経質で、周りの演奏には無神経、バンドでそういう演奏をしてちゃダメだよ。」
「お前らもっと練習してこい!俺ももっと練習するからよ。」
「生きてるってこんなに素晴らしいことなんだ!!っていうのが伝わるような演奏をしなけりゃ、音楽をやってる意味がないんだよ。」etc…etc…
(ここには書けないような話もいっぱいあった)

房之助さん、ライヴの出来に全く納得していなかった。
「今日、俺の気持ちをわかって弾いていたのは一番新しいメンバーのバカボンだけなんだよ。今日の演奏で俺に一番優しかったのはバカボンだよ。」

ビッグネーム、地方都市、というかド田舎でのせいぜい150人入っているかどうかのライヴである。
「今日の演奏、ちょっとここがこうだったなー。今度はよろしくな」ぐらいで済んでもおかしくはない。
ライヴの後はそのまま「じゃー、お疲れさん」「またな」ぐらいで、それぞれ帰って行くミュージシャンも多いはず。

でも、房之助さんたちのこのバンドは違った。親分が熱い。

「本当にいいものをお客さんに伝えたい。感じてもらいたい。そして本当に満足して帰って欲しい。」
それは、もしかするとプロとしては当たり前のことかも知れないけど、本当に純粋にそう願い、そのための努力を少しも惜しまない。

房之助さんの音楽に向かうその姿勢に感動し、全然次元は違うのだけれども、自分の音楽に向かう姿勢をもう一度見つめなおさずにはいられなかった。

seltaebもライヴが近い。


前回のパイ兄ぃの「Across The~」に続き、曲名がタイトルの第二弾。

ジョージはこーいった演奏法をいつ習得したんだろうなぁ・・・。
あまりにもコジャレていて、かつ円熟さまで感じさせる。ジャズでは当たり前の使用されているんだが、代理コードやdimコードやクリシェ等をとても自然に違和感なく綺麗に処理している。ホントに上手い。
アルバムではガットGtで弾かれているが、BBC、エドサリやライヴでのグレッチを使用したときの演奏なんかは天下一品だもんなぁ。毎回、細かいところで違うニュアンスで弾いたりしているんだが、どれもこれもフレーズが歌っている。何度聴いても関心させられる。
世にあふれているギタリストと評価した場合、それぞれ賛否両論のようらしいが・・・・、そーいった観点とは違う次元で旨さ&巧さを感じるなぁ。
ジョンのリズムギターもそうなんだが、彼らの“右手”の表現にとても惹かれる。(メカニカルなフレーズでも右手しだいで活きてきちゃうしね)



中学生の頃、近所の粗大ゴミ置き場で使い古されたガットギターを拾って持ち帰ったことがあった。キレイにみがいて弦を張りかえ、立派に再生させた。
そしてこの曲(アルバム盤)がどーにも弾きたくて、ラジカセを使って一つ一つ必死に音を聴き取って、レコードと一緒に弾いて自己満足のように楽しんでいた頃があった。
(なんだか昔も今もやってる事は大差ないなぁ・・・・。進歩してないとも言えるし・・・。)
振りかえってみると、その当時からずっとこの曲のギターに魅了されているんだよなぁ。

(たーすん)
昨夜のこと。
友人の演劇集団が亀山の「月の庭」というお店で公演をした。
出演者は全員外国人、能をベースにした出し物で、なかなかinteresting。

さて、その出し物の前に、2人の男女が前衛的な舞踏を踊った。
バックの音楽をミカンさん(知り合い。凄いミュージシャン。)がヴァイオリンと尺八で務めていた。

七夕の夜、何とも言えぬ幻想的な踊りと音楽で、極めて非日常的な空気を味わっていた。

そしてエンディング。

今までの生演奏が止まり、突然「ACROSS THE UNIVERSE」が流れてきた。
オリジナルではなく、女性ヴォーカルのカヴァ-バージョンだったけど、体が震えた。
涙が流れそうになった。

「ACROSS THE UNIVERSE」最高だあ!

ところで、あれを歌っているのは誰だ?みんな、知ってる?音源あったら貸して!
昨日はパイ・スタにて練習・・・。

練習中は、武道館公演の想いもカケラも頭の中から全て吹っ飛んで練習に没頭していた。愛しきビートル・バカが4人揃って、ひっそりと地下でね・・・。タイミングがいいのか悪いのか・・・こんな無頓着さも、これまたセルタ・チックで味わい深いもんだ。

さて、ここ最近コーラスがちとヤバイ感じだ。このところリズム(ノリ)や勢いを重点的に練習してきたからコーラスが弱くなってきてしまったのかもなぁ。声のブレンド具合がとても散漫気味な感じで「声の塊」って感じで耳に響いてこない。まぁ、現時点で自らの問題点に気がついていれば、まだ救いはあるだろうし・・・頑張って矯正していかなきゃ~!!。

たーすん
毎朝習慣のように観てる『めざましテレビ』。
そして無意識に寝ぼけ眼でぼんやりチェックしてしまう「今日の運勢」。
さそり座のボクの今日の運勢はTOPに位置づけされる最悪のものでした。

すでに、ボクのその「今日の運勢」は出勤前からスタートしていました。

やられてしまいました・・・・車上狙い。
砕け散ったガラスに盗難されてしまった大量のCD・・・・気が遠くなってしまいました。途方にくれました。

朝からパトカーに乗せられ事情聴取。そしてその後、振り込む雨に涙をダブらせディーラーへ・・・。

う~ん、あなどれない「今日の運勢」。


PS.おまわりさん・・・、車内に散乱したガラスの破片の掃除を丁寧に手伝ってくれてありがとう。


(たけすん)
たけスンです。

たまに曲のテンポについていろいろと考えることがある。

● 僕は基本的に、曲中で部分的に若干のテンポの速い&遅いが発生しても4人が合っていてグルーブが出ていればOKだと思っている。聴いていてもそんなには違和感はないはずだと思っている。
ただ、よくありがちな緊張や未熟ゆえに発生するテンポのハシリなどは、たとえ4人のテンポが合っているように聴こえても問題外だ。

● ところで昔、外国人のビートル・トリビュートバンドである『1964』というグループのCDを聴いてとても驚いた事があった。
テンポがビジョーにゆったりしているのである。
それでいてノリやグルーブはしっかり出ていて、全く違和感がないどころかめちゃくちゃ上手い。ビートルのツボもしっかり押さえていて聴き入ってしまう。若干のフレーズの違いや半音落としがあったにしろ、そんなことは次元の違う問題なくらいだ。


● ライヴでハシリ気味になることを想定して普段の練習をする場合、仮に自分の意としているテンポより遅く演奏した場合、必ずその瞬間瞬間にわずかながらの“間”というものの対処が発生するわけだから、音を伸ばすとか切るとかといった“音価”というものを意識しなければ雑な演奏になりかねない。やはりそこには丁寧に演奏するという気持ちと余裕がなければいけないだろう。
ライヴ等で気持ちがイッちゃてる場合は別にしても、練習のときにはこーいったことを意識していかないとねぇ~。
練習で出来ていないものが本番で出来る可能性なんてあるもんじゃないしね。

● 「BBC」に入っている『SOME OTHER GUY』。
アップテンポでとても勢いのある曲である。ところがよく聴いてみると、けっこうゆったりと歌っていることに気がつく。
速いテンポにゆったりと乗っている・・・・理想的だなぁ。



(で、それで・・・なんやねん!)
はい、たんにテンポについて思ったことの乱筆です。
数ヵ月後にはまた違う解釈をしてるかもなぁ・・・・。



ビートルズネタではないですが御容赦下さいませ。

昨夜、行って参りました。東京事変、センチュリーホールでのライヴ。
私がリンゴだからと言う訳では決してなく、自分がリンゴになってしまうとは夢にも思っていなかった頃から、私は林檎嬢(今は林檎姫)を敬愛しておりました。
一般的には、数年前のヒット曲「本能」での白衣姿のプロモビデオか、最近のドラマ「大奥」のテーマ局「修羅場」ぐらいでしか認知されていないかも知れませんが、林檎姫は間違いなく良い。まさに玄人受けする歌姫、半世紀に1人出るか出ないかのシンガーなのであります。

ライヴには私の古くからの友人でSENSEベーシストのujip君、SENSEのヴォーカルTAMAチャン、Fのマスターマサシ君、彼のバンド(素敵なバンドだよ)のベースとキーボード、総勢6名で乗り込みました。

林檎姫のステージは3回目だったのですが、バンドとしての出来は昨夜が一番良かったかも。(林檎姫はいうまでもなく全部良い)かなりバンドがこなれてきた、という印象。

姫はとにかく凄い。上手いヴォーカルはいくらでもいるけど、姫のヴォーカルはブレスまでが完全に音楽になっている。PAの限界かとも思うのですが、バンドがフルに音を出している状態では姫の息遣いまでは聴こえてこず、少し残念だったけど、バンドが音を落とした時のヴォーカルは5秒おきに鳥肌を誘い、チビるのを我慢するのがやっとでした。
また、声の表情が凄くカラフルで、夢見る少女から人生を知り過ぎた熟女まで、姫は声だけで表現できるのです。
ステージでの存在は現代の美空ひばり、もしくはアジア人に生まれ変わったマリリン・モンロー。オーラを発しまくっておりました。

バンドはドラムのハタトシキのプレイが◎。見るたびに良くなってきている感じ。
ベースの亀田師匠も相変わらず良いが少し大人しくなった感じがした。

新メンバーのピアノとギターは、どちらもしっかりバンドに馴染んでいて、東京事変の世界を構築するのにちゃんと貢献していました。


ライヴがはねてから音楽談義に花を咲かせつつ6人で食事をとり、時間は遅かったけどマサシ君と彼のバンドの2人はぱいスタに。
「ちょっと何かやろうや」「マジッすか」ということで、初顔合わせの4人だったけど、日付けがかわるまで遊んでました。

おかげで今日の仕事はヘロヘロ…。今夜は早く寝よっと。






たけすんです

最近よくコンビニなどで陳列されているチョコレートの品名。
99%とはカカオの分量のことである。

いやぁ~ドギモを抜かされたよぉー、この超ウルトラ・ビターには!!

僕、チョコレート大好きだから・・・なんのためらいもなく、この99%ってやつを“比較的大きなカケラ”に割って口の中にポイっと放り込んでしまったんだけど・・・・・しばらくの間、別世界に飛ばされちゃったね。
チョコレートを食べてるのに梅干を食べてるような顔つきになってしまうし、お茶をいくら飲んでも、お茶は僕を救ってくれないしね。
目の前にちゃぶ台があったら、絶対ひっくり返してしまいそうな・・・そんな99%だ。

ま、小さく割って少量づつ口にすればいいだけなんだろうがね。