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The SELTAEB-log

セルターブログ

ようやくこのカテゴリーで書くことができた。

FORUMライヴ・・・
初ライヴとしては、とてもいいスタートがきれた。
細かいところではまだまだ荒削りな部分もあるが、今回初ライヴとして自分自身が考えていた目標が、とても最高にいいカンジでクリアできたのではないかと思う。その一つとして、バンドという枠を飛び越え4人のベクトルがガッチリと噛みあい、そして成長しているということもあげられる。
演奏のキレやタイトさ、歌やコーラスや各楽器の出音やバランスなどに関してはこれからの課題としてジックリ完成度をあげていきたい。

このライブでの感触や、そして今後のライヴにおいても常に目標や課題を持って挑むということを忘れないようにできたらなと思う。
(たーすん)

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昨夜、松阪M'AXAでのライヴに行ってきた。
コテコテのブルース中心かと思いきや、結構ファンキーな曲も多く、「青い影」のカヴァーなどもあり誰でも楽しめるステージだった。
房之助さん、本当に素敵な人だったなあ。女も男も惚れるよ。

今回、かなり無理をしてまで松阪まで出かけたのは、8月のはじめに高円寺のジロキチで幸運にもバカボン鈴木さんと話をする機会があり、その時にバカボンさんから「今度房之助さんのバックで三重に行きますよ。よかったらぜひ。」と言われたからだった。
しかし、松阪ではそれ以上の幸運が待っていたのだった。

ひょんなことから房之助さんの30年来の友だちと知り合いになり意気投合。ライヴの後、4人がけのテーブルに房之助さんを交えて3人で、その後バカボンさんも加わり4人で音楽談義に花を咲かせた。

房之助さん、55才とのことだったが、とてもそうは見えないし、きっとこの人は60になっても70になってもこのままだな、という気がした。男前である。オーラを発している。スケベである。
4人で3~40分ほど話をした後、メンバー、スタッフでの打ち上げにも参加させてもらうことになったのだが…。

「自分の演奏には神経質で、周りの演奏には無神経、バンドでそういう演奏をしてちゃダメだよ。」
「お前らもっと練習してこい!俺ももっと練習するからよ。」
「生きてるってこんなに素晴らしいことなんだ!!っていうのが伝わるような演奏をしなけりゃ、音楽をやってる意味がないんだよ。」etc…etc…
(ここには書けないような話もいっぱいあった)

房之助さん、ライヴの出来に全く納得していなかった。
「今日、俺の気持ちをわかって弾いていたのは一番新しいメンバーのバカボンだけなんだよ。今日の演奏で俺に一番優しかったのはバカボンだよ。」

ビッグネーム、地方都市、というかド田舎でのせいぜい150人入っているかどうかのライヴである。
「今日の演奏、ちょっとここがこうだったなー。今度はよろしくな」ぐらいで済んでもおかしくはない。
ライヴの後はそのまま「じゃー、お疲れさん」「またな」ぐらいで、それぞれ帰って行くミュージシャンも多いはず。

でも、房之助さんたちのこのバンドは違った。親分が熱い。

「本当にいいものをお客さんに伝えたい。感じてもらいたい。そして本当に満足して帰って欲しい。」
それは、もしかするとプロとしては当たり前のことかも知れないけど、本当に純粋にそう願い、そのための努力を少しも惜しまない。

房之助さんの音楽に向かうその姿勢に感動し、全然次元は違うのだけれども、自分の音楽に向かう姿勢をもう一度見つめなおさずにはいられなかった。

seltaebもライヴが近い。